穏やかな気候となる4月。
いつもなら「桜」や「スプリングエフェメラル」を愛でながら、気持ちよく歩くことができる季節だ。
しかし、今年の4月は一度も山に行っていない。
こんなことは東日本大震災以来だ。
春山シーズンのスタートは毎年恒例で「金華山」ツアーと決まっていたが、残念ながら今年は中止とすることになった。
今回は回想編で「金華山」の記録をアップします。
金華山島の全容。牡鹿半島の末端部にある御番所公園からの風景。
牡鹿半島末端から金華山島までの間の海を「金華山瀬戸」とか「山鳥の渡し」と言います。
最狭部で約700m。
昔はこの間を手漕ぎの船で一時間位かけて渡ったんだって。
金華山黄金山神社へは、金華山港からゆっくり歩いて約20分。
出羽三山・恐山と共に東北の三大霊場として多くの修験者が修行で来島、金華山信仰は全国に広まっていった。
県内外の山や街中でも金華山の石碑を見ることがある。
「金華山信仰」は修験者から一般市民にも広まっていったんですね。
「なんだ こいづは?」
4月の金華山ではコレが本当によく目立つ。
いったいコレは何なのか?
なぜこの地に多く生息しているのか?調べてみると面白いよ。
「何のぞいでんのやっ!」
金華山島にはシカが多く生息していてあちこちで見ることができる。
港や神社で出会うシカは比較的人慣れしているが、山中で会うシカはすぐ逃げる。
周囲26kmの島内でも生息する場所によってシカの性格も違うようだ。
ぜひ一度と言わず三度は訪れて観察してほしい。
「三年続けてお参りすれば、一生お金に困ることは無い」と言われる金華山。
毎年行っている私は行き過ぎてご利益無し?・・・(涙)。
でも大好きな山の一つなんで何度も来てしまう。
2021年4月はきっとまた金華山に行けることを信じて今は待ちましょう。
By 宮城の登山ガイド「J.miura」
J.miuraは「登山道 三浦流」を極めるべく、今日もまた歩き続けています。
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