J.miura の登山歴

私、宮城の登山ガイド J.miuraは、海外登山経歴、初登頂や初登攀など、人様に自慢できるような登山経歴は全くありませんが、生まれ育った宮城や東北の数メートルの里山から2,000m級の山々を中心に、そして、たま~に槍穂・剱・富士などに遠征したり、春夏秋冬「心」を込めて歩いてきました。

〇登山歴
約30年~(大高森初登頂をスタートとする:年間登山日数 60日~100日位)
〇登山ガイド歴
約20年~(サブガイド・サポートなど下積みも含む:年間ガイド日数 20日~40日位)
〇アウトドア業界歴
約20年~(365日、登山用品と向き合ってきました)

まだまだ修行中の身。「登山道」を極められるよう日々精進してゆきたい。

<J.miura 忘られぬ5座>

人生初登頂の山、閖上「日和山」 

「Never forget 3.11」
2011年 3月11日の記憶と経験を背負って
登山を通して自然と人との関わり方を伝えてゆきたい…

風の無い静かな夜は波の音がよく聞こえた
幼い頃、波の音が気になって眠れなかったものだ
「津波が来たらどうしよう」
そんな幼い頃の不安は現実のものとなった…

「自然」は私たち人間が生きてゆくために必要不可欠なもの
「空気」「水」「食料」を生み出し与えてくれる

植物は「空気」を
山は豊かな「水」を
海の幸や山の幸を
そして安らぎを

しかし「自然」が与えてくれる「恵み」や「安らぎ」は
「厳しさ」の中のほんの一部・一瞬にすぎないことを思い知らされる

素晴らしい景観も
可憐な高山植物も
美しい紅葉も…

登山者は時に「自然」から厳しい洗礼を受ける
道迷い・滑落・転落・転倒・疲労・病気・大雨・強風
噴火・雷・雪崩・熊・スズメバチ… などの山岳遭難事故

日常生活においても「自然」は容赦なく我々に襲いかかる
地震・津波・台風・ゲリラ豪雨・洪水・土砂崩れ・噴火… 

我々はもっと「自然」と接し、その恩恵に感謝しつつ
畏敬の念をもって謙虚に関わっていくことが必要なのではないでしょうか

「登山」を通して自然の中に身をおくことは
「生きる力」を養うための「修行」であり
「自然と人との関わり方」「自然災害から身を守る術」を
身に付けることができるのです

「登山」を楽しみながら「自然」を考えていきましょう

これが「登山道 三浦流」の「心」です

by J.miura

アウトドアライフの原点「大高森」

東松島市の宮戸島にある「大高森」105m。
松島四大観の一つ「壮観」と称され、山頂からの展望は本当に素晴らしい。
「大高森」との出会いは高校生の頃、自転車ツーリングの目的地としてこの地を訪れ初登頂した。

初登頂してから何度訪れただろうか…。一日5往復した日もある。何度歩いて
も飽きない私のトレーニングコースだ。スプリングエフェメラル、桜、夏景色、
紅葉、雪景色など四季を通して楽しむことができる。また朝日や夕日も美しい。

現在は、宮城オルレ奥松島コースとして整備され、多くのハイカーが訪れている。
里浜貝塚・月浜・稲ヶ崎・唐船番所跡・嵯峨見台・室浜などなど、見所が多く一日
ではとても歩ききれない。
季節を変えて何度も来てほしいオススメの場所。

数えたことは無いけれど優に百回以上は登っている「泉ヶ岳」

仙台市のシンボル・水源として昔から大切にされてきた「泉ヶ岳」。
登山道はよく整備され、自然も豊か、展望も良く、入門者にもお勧め。ガイド・講習会・プライベートと、人生で最も登っているのが「泉ヶ岳」。

無積雪期には、①水神コース・②滑降コース・③かもしかコース・④表コース・
⑤北泉ヶ岳コース・⑥黒鼻山コースなどの主要コースを、季節を変えて往復で歩く
だけでも18回通りも楽しむことができる(6コース×3シーズン)。体力のある方は
2往復、3往復しても良し、積雪期も含めればさらにルートは広がる。

水神コースの見所「水神の碑」。いつ誰が造ったの?どこから運んできたの?
水神コース・滑降コース・かもしかコース、何故その名称が付いたの?
4月は山麓のミズバショウ、タイミングが良ければ「岡沼」に逆泉ヶ岳が!?
蔵王・船形・飯豊・朝日の大展望、「泉ヶ岳」は不思議や魅力がいっぱいです!

マイホームマウンテン「蔵王」のアルパイン的風景

「蔵王」は火山なので入山する場合はそれなりの準備が必要である。
「蔵王の歴史」=「火山と人の関わりの歴史」と言える。

数年前(2015年頃からだったか…)にも蔵王では、火山性地震の増加により火口周辺規制が布かれた。現在は噴火に備えた避難経路が整備され、避難小屋にはヘルメットなども備蓄されている。今回の記録は7~8年前の5月20日頃、規制前のものです。
また一般登山道ではありませんのでご注意ください。
*滑落・転落・落石・火山系リスクが高いです。

中央の雪渓は「丸山沢」、左奥の尖ったピークが「ロバの耳」。
遠方から観る蔵王はシンボル的ピークが無く、たおやかな山容のイメージだが、よ~く近づいてみると荒々しい火山地形なのである。

中央のピークが「ロバの耳岩」。
この「ロバの耳コース」、縮小した北アルプスを思わせるような、蔵王屈指の名ルートであったが残念ながら今は廃道となっている。

丸山沢源頭部の大雪渓。遅くまで残雪があるのでアイゼン歩行&ピッケルワークの雪上訓練をよく行ったものだ。ロバの耳コースは、この丸山沢と振子沢に挟まれた尾根状のルートだ。

こちらの雪渓は御釜西壁下部。蔵王バリエーションルートの核心部。
ここを登りつめると馬の背。落石に注意し雪質を見極めて、アイゼン&ピッケルで登るも良し、スノーボードで滑るも良し。

御釜西壁上部。
私はここから俯瞰する御釜が一番好きだ。「現在の御釜」ができたのは約800年前と考えられている。
「現在の御釜とはどういうこと?」と不思議に思う方もいるのでは?
上記画像をよく見て頂くと、御釜の隣(東側)に「旧火口」が薄っすら見えます。そう、現在の御釜は少なくとも二代目ということになります。
水深27.6m(S43年調べ)、直径 南北約335m 東西325mと言われるが浸食により年々変化。強酸性の水質のため生物は生息していません。

蔵王のご案内なら「宮城蔵王ガイド協会認定ガイド」でもあります「J.miura」まで!

鳥が舞い海が見えるMy favorite mountain「鳥海山」

積雪期はBCスノーボードで、無積雪期は登山でよく訪れる鳥海山。
画像データを整理していたらいろいろ見つかったので、大好きな鳥海山の「積雪期」と「無積雪期」の景色を比較してみた。
泉ヶ岳や蔵王ほどではないけど、この鳥海山にも結構来てるんだなぁ。

<鳥海山が育む山麓の自然>

鳥海山が育む豊かな水(鳥海山麓の元滝伏流水)。
ココの水は真夏でも7℃~9℃と非常に冷たい。夏が旬の「象潟の岩牡蠣」には、この冷たい伏流水の存在が重要なんですね~。

鳥海山麓の獅子が鼻湿原にある巨大な奇形ブナ「あがりこ大王」。なぜこんな形になったのでしょうかね。本当に自然は不思議なことばかりですね~。

「鳥海山」を何と呼びますか?
「ちょうかいざん」or「ちょうかいさん」。
こんな呼び方もありますね「出羽富士」or「秋田富士」。
また、地形図で山形/秋田県の県境をみて下さい。通常は分水嶺が県境になることが多いのですが、この県境はとても不自然です。
いろいろと歴史的な背景があるようですよ~。

「登山道 三浦流」では山の歴史についても考えていきます。ご興味のある方はお問い合わせください~

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