「宮城オルレ 奥松島コースwith大高森」 ~宮城オルレ トレッキングガイド~

夏の山

「登山道 三浦流」の総本山「大高森105m」があるのは東松島市の宮戸島。
この地に2018年10月8日、「宮城オルレ 奥松島コース」がオープンしました。
「オルレ」とは聞きなれない言葉ですが、韓国発祥のトレッキングコースの名称で、「通りから家に通じる狭い路地」という意味があるそうです。

「宮城オルレ 奥松島コース」の魅力は、なんといっても「里海」と「里山」の景観、比較的温暖な宮戸島の独特な植生、「自然」と「歴史」と「人」とを繋ぐ「オルレ道」をマイペースで歩くところにあります。

移動距離 約10km、歩行時間約4時間、標高差約100m、休憩時間を約1時間考慮したとして5時間くらいで歩くことができるコースです。
登山道はよく整備され、いざという時のエスケープルートもたくさんありますし、トイレも要所に設置してありますので、初めての方も安心してチャレンジできるとても歩きやすいトレッキングコースです。

積雪が少ないので春夏秋冬自然の変化を楽しむことができるのもこのコースの魅力です。現在、東松島市在住のJ.miuraにとっても、約30年前に「大高森」を初登頂してから、ず~っと通い続けている大切なフィールド。もちろん、登山ガイドとしても超お得意のフィールドなんです(^_^)v。

本日は現地登山ガイドでもありますJ.miuraが「宮城オルレ 奥松島コース」の魅力をほんの少しだけご紹介したいと思います!

「宮城オルレ 奥松島コース」のスタート&フィニッシュ地点は「セルコホームあおみな」さんです。
「あおみな」とは不思議なネーミングですが、「会おうみんなと!」という素敵な想いが込められているということです。オルレを歩く方々は第二駐車場に車を置かせていただき、清潔感あるトイレを利用もさせて頂いたら、ゆっくり身支度を整えて、さらに「オルレ 奥松島コース」のガイドマップを頂いて出発することができます。

下山後は、「あおみな」さんで足湯に浸かってお土産を買って帰りましょう!ちなみに公共交通機関を利用の方は、仙台駅からJR仙石線を利用、車窓からの風景を楽しみ、新しくなったJR野蒜駅へ。
ここからタクシー利用約10分位で行くことができます。

初めて「オルレ 奥松島」を歩く時のコツは、目印となる「赤と青のリボン」を探しなら歩くことです。
木、電柱などに20m~30m間隔で付いていますので見落とさないようにしましょう。
またオルレガイドマップとコンパスを使用し整置(周囲地形とマップを照らし合わせる)しながら進むとより道迷いしにくくなります。
様々なルート取りができるので、他の歩行者に惑わされないように…

上の赤いオブジェは「カンセ」という「オルレ」のシンボルです。
野生の子馬を表しているそうです。「カンセ」があった場合は頭の方向に進みます。また、分岐点には青の矢印(進行方向)、赤の矢印(逆コース)が、支柱や石にペイントしてある場所もありますので、こちらも見逃さないように注意してください。
「カンセ」があったらぜひ記念写真を撮りましょう。

「里浜貝塚」は今から2500年前の縄文時代前期から弥生時代にかけての集落の跡。
東西640m・南北200mと日本最大級規模の貝塚です。足元に貝や骨が落ちていることもあるので探してみてください。
また歩行後にはぜひ「奥松島縄文歴史資料館」にも立ち寄り下さい。
奥松島の悠久の歴史を知ることができますよ~
※画像は2020年5月17日「里浜貝塚」です。

同じく「里浜貝塚」の画像。菜の花の段々畑は終盤となっておりました。

「陸の奥松島」と称される「宮城 オルレ奥松島」見所の一つ。
白い岩肌があちこちに見られる広くて気持ち良い場所です。なぜこのような不思議な地形になったのか…
奥松島を形成した悠久の歴史がココで見ることができます。
道路沿いに白い岩肌が続きます。

「稲ヶ崎(標高37m)」から見た「新浜岬」です。
海に向かって伸びていく様子は、白い龍のようにも見えます。稲ヶ崎からは金華山も見え、朝日や夕日も素晴らしい場所です。

「新浜岬」の突端に近づいて見るとかなりの迫力。初夏にはマルバシャリンバイ、夏にはスカシユリの可憐な花が見られるそうです。
海に落ちたら大変なので、あまり奥までは行かないようにしましょう。
2020年5月17日現在、新浜岬へは通行止めとなっており、迂回することになりますのでご注意ください。
※新浜岬の画像は2018年に撮影。

「平成の大津波」の石碑は、観音寺の入口にあります。
また少し離れたところには「貞観の碑」と言われる過去の津波を伝える石碑もひっそりと残っています。
オルレ奥松島の正規ルートからは離れたところにあるのですが、是非とも訪れて手を合わせて頂きたい場所です。

2020年5月17日、登山道三浦流の総本山「大高森105m」山頂からの風景です。
松島湾最大の島「宮戸島」の最高峰です。
山頂は360度の大展望台で、「浦戸諸島」「牡鹿半島」「金華山」「蔵王」「泉ヶ岳」「船形山」「栗駒山」などなど素晴らしい眺めです。
この日は残念ながら海からの東風により雲が多い空模様。
なんとなく梅雨っぽい空気になってきました~

石碑は大高森山頂のある「雷神塔」。
昔から地元の方々に大切にされてきた場所なんですね。

「宮城オルレ 奥松島コース」の正規ルートから外れた「秘密の場所その1」。
「乙女ヶ浜」から奥松島の極地「萱野崎」を見ることができます。奥松島「宮戸島」の南東方向に、日本三大渓の一つ「嵯峨渓」はあり、その突端部が「萱野崎(かやのさき)」。断崖絶壁のため歩いていくのは非常に危険です。
嵯峨渓を巡る遊覧船からは、よ~く見ることができますよ。

「秘密の場所その2」。こちらは「マンモス岩」。
宮戸島のどこかにあるので探してみてください。
春には浜辺の桜も楽しむことができる穴場です。

「秘密の場所その3」。
こちらは「潜ヶ浦聖観音堂(かつぎがうら せいかんのんどう)」岩が落っこちてきそうな雰囲気ですね。どのようになっているのか実際に訪れて確認してみてください。

東松島市在住の現地登山ガイドとして是非ともご案内したいJ.miuraの「秘密の場所」。
東松島市の宮戸島にはまだまだ見所がたくさんあります!
宮城オルレ奥松島コース&大高森、皆様にご案内できる日を楽しみにしています!

「宮城オルレ 奥松島コース」を楽しむために必要な装備と、あると便利な装備をご提案

トレッキングシューズ・・・スニーカーは滑りやすいので危険。滑りにくく防水性あるシューズがオススメ。

登山用ソックス・・・靴ズレ防止の為とても重要です。

リュック(20㍑程度)・・・ウエストベルトやチェストベルトが付いているタイプが疲れにくく快適です。

レインウェア上下・・・急な雨&風対策、防寒対策として晴れていてもしっかり携行しましょう。

保温着・・・フリースJKや・ウインドJKなど季節に応じた保温着を携行しましょう。

シャツ(化学繊維やウール素材)・・・襟付の山シャツ・ジップシャツなど重ね着しやすいもの。日焼け、怪我、虫などから身を守るために長袖がオススメです。

速乾性のアンダーウェア上下・・・綿素材は汗冷えの原因になりますのでやめましょう。

トレッキングパンツ(保温・速乾・伸縮性)・・・ジーンズやチノパンなどの綿素材は歩きにくく濡れると非常に不快です。

帽子・・・季節や天候に応じて、日射対策、雨対策、風対策、保温対策、等考えて選びましょう。

ネックウォーマー(バンダナ)・・・首回りの日焼止めや保温、頭に巻いたりとても役立ちます。

手袋・・・様々なものに触れる手をしっかり保護しましょう。

お弁当・・・オニギリやパンなど食べやすいもの。

飲み物・・・飲料水として1L位。他に、保温ボトルにお湯を準備して温かいスープ、みそ汁、インスタントラーメンなどはいかがでしょうか?

双眼鏡と広域地図・・・この二つがあれば見える世界が広がり楽しさ倍増!    

オルレガイドマップ・・・スタート地点の施設「セルコホームあおみな」さんにあります。

●「宮城オルレ 奥松島コース&大高森」ご利用の皆様へ、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上での歩行にご協力をお願いいたしますとのことです。

よろしければこちらをご覧ください

「新型コロナイルスと向き合う新しい登山様式のご提案」

By 宮城の登山ガイド「J.miura」
J.miuraは「登山道 三浦流」を極めるべく、今日もまた歩き続けています。
宮城の登山ガイド 登山の講習会 登山装備のご相談、
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日常生活における自然災害の防災対策など、
何でもご遠慮なくご相談ください~

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