「白八汐」~シロヤシオ~

夏の山

皆様こんにちは~

宮城の登山ガイドJ.miuraです。

ゴールデンウィークはアッという間に過ぎさり、「のび太」の最も嫌いな月「6月」が近づきつつあります(>_<)
なぜ「のび太」は6月が嫌いなのか?
それは・・・「のび太」「6月」「嫌い」で検索!

さて、二十四節気の「立夏」が過ぎ、田んぼには水がはって苗が植えられ、日に日に草木は生い茂り、里山は「新緑」から「深緑」へ、季節は「小満」の頃となってきました。
これから楽しみなのが「白八汐(シロヤシオ)」ですね。

「白」と言えば、皆様は何を連想しますか?
私がパッと思いついたのは…雪、雲、白波、白鳥、ウエディングドレス…まあこんなところです。

あと、中学生の頃に着ていた、真っ白な野球のユニホームも思い出しました~(^_^)
さらには、若かりし頃に吉田栄作さんの真似をして、真っ白いヘインズのTシャツを毎日着ていたことも思い出しましたよ~(笑) 

登山をしていると様々な白い花に遭遇しますが、山の植物で「白」と言ったら「白八汐(シロヤシオ)」ではないでしょうか~
今回の画像は、2021年6月1日の蔵王山麓の「白八汐(シロヤシオ)」です。
蔵王山麓の「白八汐のトンネル」は一見の価値あり、いや毎年見る価値ありです(^_^)b

白八汐(シロヤシオ)の花言葉は「愛の喜び」。
愛子様の「御印」も、この「白八汐(シロヤシオ)」なんだそうです。

私の主催する仙台アウトドアスクール「フィールド講習会」では、この「白八汐(シロヤシオ)」と新緑を楽しむ「蔵王山麓トレッキング」企画を5月29日(日)に予定しています。
ご興味のある方は、下記にメールを頂ければ詳細ご案内をお送りいたします(^_^)b

メールアドレス miura@mother-nature.net

これは「白八汐(シロヤシオ)」の葉。
ちなみに、白八汐(シロヤシオ)別名は「五葉躑躅(ゴヨウツツジ)」です。

葉の枚数に注目してください。
5枚の葉、つまり「五葉」なので「五葉躑躅」だそうです。

こちらは「サラサドウダン(更紗灯台)」です。

「サラサドウダン」は釣鐘型の可愛らしい小さな花の集まり。
この「サラサドウダン」も蔵王山麓で「シロヤシオ」と一緒に見ることができますよ。

森歩きでは「葉っぱ」にも注目してみましょう。
これは「ホウノキ(朴の木)」の葉っぱです。
この「葉っぱ」とにかくデカい。
森の中では最大ですね~

こちらは「ハリギリ(針桐)」の葉っぱ。
こちらも森の中で最大級かな。
樹皮にも特徴があって面白い木です(^_^)

こちらは「エゾユズリハ(蝦夷譲葉)」。
新葉が出てきています。
名前の由来は、新葉の生え方に関係しています(^_^)

5月・6月は森歩きへ行きましょう~
新緑~深緑へ、癒される森の香り、シロヤシオ、サラサドウダン、木漏れ日、沢のせせらぎ、鳥の声、セミの声、幻想的な雨の森&霧の森…魅力いっぱいの森。

これから梅雨に入っていきますが、
山歩きは「雨が降っても楽し、晴れればなお楽し」
そんな気持ちで楽しんで行きましょう!
それではっ! どこかの山でお会いしましょう!

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