皆様こんにちは、宮城の登山ガイドJ.miuraです。
2021年11月20日、私「J.miura」&山友の「T.hozumi」さんとのツインガイドでご案内する「仙台アウトドアスクール」のフィールド講習会、今回は愛子にある里山「西風蕃山」に行ってきました!
展望台から愛子の街並みと「権現森」「七ツ森」方面。
「牡鹿半島」に「金華山」、「泉ヶ岳」や「船形方面」も観ることができる素晴らしい展望台です。
素晴らしいお天気と素敵なメンバーに恵まれた本当に楽しい一日でした。
やっぱり秋の里山は良いですね~
今の季節、里山は葉っぱが落ちて景観がとても良いです。
夏のように汗をかきにくいですし、虫もほとんどいません。
いるのは「ゆきむし」くらいかな。
とても快適に気持ち良く歩けるのが、まさに今の里山です(^_^)b
さて、本日のメインガイドはこの方、T.hozumi氏。
J.miuraの山友であり、とても頼りになる相棒です。
登山の他にも、クライミング、キャンプ、カヌー、テレマークスキー…
幅広くアウトドアをこなすオールラウンダー。
若き頃はアウトドアを極めるべく、なんとオーストラリアへも渡航するなど、とてもアクティブな根っからのアウトドアマンです。
J.miuraとは、現在の本業であるアウトドア専門店で出会ったのですが、すぐに同じ匂いを感じましたよ(笑) 。
公私にわたって私のスタイルを理解してくれる、とても頼りになる貴重な存在です。
T.hozumi氏とは、このフィールド講習会、トレッキングツアーのガイド、そしてプライベートも含めれば、優に100回以上は一緒に山へ行っているかな~(笑)。
「山友は本当に有難きかな」
今回のフィールド講習会は、T.hozumi氏の案内による「新しいビバーク術」のご提案です。
出発前に、「なぜ、ビバーク術の習得が必要なのか?」
山岳遭難の事例を出しながら、その重要性をお伝えしました。
私、J.miuraも何度か山岳遭難救助に出動したことがあります。
そこで感じたのは、深山でも里山でもどこでも遭難は起こり得るということです。
そして、山のベテランも、初級者も一切関係なく、ちょっとした「油断」「驕り」から遭難は起こり得るということ…通い慣れた山に行く時でさえも、決して「山」を「自然」を侮らない、謙虚な気持ちと事前準備が大切だと思います。
また、無事に生還された方というのは、装備がしっかりしていましたね。
軽量化も大事ですが、重要なものまで置いていかないように、皆様もよく考えてみてください。
事前説明、準備体操を終え、いざ出発!
沢沿いのルートを歩きます。
滑らないように、落ち葉の下に隠れているものにも注意しながら歩きます。
一回目の休憩「衣服調整」です。
風が無く穏やかな天気、歩くと暑くなりますね。
地形図と周辺地形を確認しての現在地確認。
フィールド講習会では、毎回地形を観察して道迷い対策の着眼点をお伝えしています。
手をあげて何かを解説するT.hozumi氏。
あれ? ここでは何の解説してたんだっけな?
皆さん真剣に耳を傾けています。
これは何かな???
「軽く一杯やっていきますか~」
「入るよ~ 空いてる~?」
「いらっしゃいませ⤴」
「すいませ~ん、満席で二時間待ちになります~」
「またご来店くださいませ~」
これは緊急時の簡易テント「ツェルト」です。
非常時には、これに入って包まるだけでも十分に暖かく過ごすことができます。
これは、Sさんの一人用ツェルト。ポンチョにもなります。
カラフルですね~
次に、T.hozumi氏が四次元ポケットから取り出したものは…
♪タッタララ~ 「ヴィ~、ヴィ~、さぁっく~」
封筒型で保温効果が高いサバイバルシートです。
収納にも便利なサイズ、常に携行して頂きたい一品です。
遭難者救助システム「ココヘリ」の説明。
詳しくはコチラをご覧ください
晩秋の蕃山「ツクバネ」
晩秋の蕃山「アブラツツジ」
晩秋の蕃山「アブラツツジ」
「西風蕃山」付近にある名物。
中に入るとこんな感じ(^_^)v
ご参加頂きました皆様のご協力で、今日も素晴らしい「山」を「自然」を楽しむことができました。
お怪我も無く何よりです。
皆様、本当にありがとうございました!
それではまた、どこかの山でお会いしましょう(^_^)b
By 宮城の登山ガイド「J.miura」
J.miuraは「登山道 三浦流」を極めるべく、今日もまた歩き続けています。
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