元旦は「大高森 105m」へ ~東松島市 宮戸島~

J.miuraの日常

新年あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
十数年ぶりに元旦が休みになったので大晦日も元旦もゆったりと過ごすことができた。

大晦日は、娘がチャンネルの主導権を握り「紅白」を見ながら時々「ガキの使い」。
どちらも中途半端にしか覚えていません(笑)

でもスーパーアイドルグループ「嵐」の活動休止前最後のステージ&メッセージは印象的でしたね~

「僕たちの嵐は、いったんやみます。嵐が去ったあと、虹のかかった美しい空が、どうかみなさんの前に広がりますように。明けない夜はないと信じて…」

このメッセージに触発され、「虹のかかった美しい空」を見たくなったJ.miuraが向かった先は…

やっぱりココ!「登山道 三浦流」の総本山「大高森(105m)」です!
今回は、J.miuraの初歩きの様子と、日本のしま山100選に選ばれた「大高森」の魅力をちょっとだけお伝えしましょう!

これは大高森の登山口にある年季の入った案内板。
よく見ると表登山口、西登山口、東登山口の3つの登山口が書いてあります。

3つの中で最も一般的なコースが「表登山口」です。
表登山口の向かいには、駐車場、トイレ、お土産屋、足湯のある「セルコホームあおみな」さんがあり、宮城オルレ奥松島コースの登山基地となっております。
でも元旦11:30頃の表登山口にはJ.miuraだけ、他には誰もいませんでした~

ちなみにコチラが西登山口です。
元旦、J.miuraの初歩きのルートは、表登山口~大高森山頂~薬師堂~西登山口~表登山口へ下山の周回コース。
マイナス3℃で小雪が舞う状況の中、写真を取りながら一時間位かけてゆったりと歩いてきました~

「登山道 三浦流」の総本山「大高森(105m)」にご登頂された宮家の方々。
また、伝説によると「日本武尊」も登臨されているとのこと(山名の由来:大尊峯→大高森となったらしい…)。
「伊達政宗公」も狩りでこの宮戸島を訪れているようで、きっと登臨されたのではないでしょうかね~
大高森はスゴイ方々が登頂されている聖なる山なのです。

案内板やご登頂石碑をじっくりとみてから「表登山口」の階段を登り始めます。
雪で滑り止めが必要な状況でしたので、①歩幅を小さくし、②フラットフッティング、③平地着地、を心掛け慎重に足を運びます。
これは、山でも街でも使える、雪道など滑りやすい道での歩き方のコツです。

ここは三差路。
左にカーブしながら山頂へ向かう道と、右は薬師堂経由で西登山口に向かう道。

三差路を右に行くと、宮城オルレ奥松島コースのこんな目印があります。
「宮城オルレ 奥松島コースwith大高森」~宮城オルレ トレッキングガイド~もご覧ください。

本日の足跡らしきものが薄っすらと残っています。
たぶん、朝早くに初日の出を見にきたのかな~

山頂直下の三差路。
ここは直角に左に曲がると「大高森」山頂。
真っ直ぐ下る道は「東登山口」へと向かうルート。

2021年1月1日、大高森山頂にある石碑「雷神塔」。
お正月の飾りつけがされていました~。

雪が舞う天候の為、本日は視界不良。
壮観と称される「大高森」山頂からの美しい海が見えないので、とりあえず雪ダルマを造ってみました~。

薄日が差してきたら、ちょっとだけ太陽の輪郭が確認できました~
「大高森」山頂から見た2021年J.miuraの初「日」です! 
今年も良い一年になりますように…

下りは、三差路から薬師堂方面にルートを取ります。

大高森の中腹にある「薬師堂」。
詳細は下の解説文をお読みください。

「薬師堂」では、みんなの健康と、コロナウィルスの終息を祈ります。

こちらは「薬師山(約70m)」。
大高森(105m)の北西方向にある山で、中腹には伊達政宗公が建立したという「医王寺 薬師堂」があります。
慈覚大師円仁作と言われる薬師如来像の伝説、伊達政宗公と薬師如来の伝説など、この地に古くから伝わる興味深いエピソードもあります。
この地に薬師堂が多いのも気になるところですよね~
ここでは触れませんが、ご興味のある方は宮城の登山ガイドJ.miuraがご案内いたしますのでお問合せください。

宮戸島は比較的温暖な地域で、「シュロ」や「ツバキ」などが多く見られます。
シュロは「木の様で木に非ず」ヤシ科の不思議な植物で、人々の生活にも昔からいろいろと利用されています。

雪化粧した「椿」。
宮戸島は暖かい地域なので常緑樹が多いのです。

大高森山頂で見た太陽の下には松島のシンボル「松」。

松島が「松島」たる所以は「松」が多いから。
大高森にも「赤松」は多く見られます。
樹皮が赤っぽいのが特徴ですね~。

こちらは「竹」。
宮戸島のあちこちに竹林が見られます。

このように、「竹」は海の仕事(海苔や牡蠣の養殖)に使われているようですよ~
「松」「竹」ときたら、次は「梅」なのですが、残念ながら「梅」は見つけられず…

自宅に戻って冷蔵庫へ。
無理やり梅干しで「松竹梅」の達成(笑)! 
元旦から縁起が良いのう~
2021年も「登山道 三浦流」をどうぞよろしくお願いいたします!

それではっ! 山でお会いしましょう!

By 宮城の登山ガイド「J.miura」
J.miuraは「登山道 三浦流」を極めるべく、今日もまた歩き続けています。
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