「日高見」への想い

J.miuraの日常

2020年11月14日に開催した蓬田岳ツアー。

これで今年のトレッキング部ツアーの全予定が無事終了。
ツアーの無事終了を祝し、自宅で一人打ち上げ(笑)。

本日のメインに選んだ酒は、J.miuraの大好きな、石巻の平孝酒造の「日高見」だ。

皆様は日本酒の日高見ではなく、「日高見の国」をご存知でしょうか。
一説によると、北上川流域を「日高見の国」と呼んでいたようで、「日高見の国」では、東北人の祖先と言われる「蝦夷」が生活を営んでおりました。

「北上川」の名称は、この「日高見」に由来すると言われます。

日本武尊も、坂上田村麻呂も、八幡太郎義家も、「日高見の国」と称される東北の地の征服・平定を目指し進軍してきたのです。

中央政権vs日高見の国の「蝦夷」の長きにわたる戦い、勇猛果敢な「蝦夷」を簡単に支配下に置くことは出来なかったようです。

「中央権力何するものぞ!」

そんな「荒蝦夷」の気概をJ.miuraは感じます。
これこそ時代は変われど受け継がれる「東北人の魂」なのではないかと。
生粋の東北人は口数こそ少ないですが、本当に強い信念を持っていると思っています。

「蝦夷の時代」

「奥州安倍氏・清原氏の時代」

「奥州藤原氏の時代」

「奥州伊達氏の時代」

「幕末の奥羽越列藩同盟」

東北人は長きにわたって中央政権と戦い、駆け引きを行ってきた歴史があります。
厳しい時代、東北人はその強い信念をもって己の正義を貫いてきたのです。

北上川の最南端。

トヤケ森山の頂から見た、蛇行する「北上川」と石巻の街並み。
遠くには河口と太平洋が見えます。

こちらもトヤケ森山の頂から見た北上川と田園風景。

こちらは岩手県の北上市にある「男山」から見た「北上川」と北上市の街並みと奥羽山脈の雪景色。

北上川流域の「日高見の国」

「日高見の国」の「蝦夷」

名酒「日高見」は北上川流域の悠久の歴史を感じ、飲むほどに「荒蝦夷」の気概「東北人の魂」を感じる酒です。

「日高見」を飲むと「負ける気がしねぇ!」んですよ(笑) 

飲むほどに気持ちが強くなります!
チャレンジの前に、勝負事の前に一献いかがですか? 

J.miuraいち押しの酒です!

でも、飲み過ぎには注意しましょうね!

こちらは「日高見神社」。

北上川のすぐ近くにあります。
「日高見」について調べていくと、東北の山歩きがもっと楽しくなりますよ~

皆様もご興味がありましたら、J.miuraと共に学んでいきましょう!

それではっ!山でお会いしましょう!

By 宮城の登山ガイド「J.miura」
J.miuraは「登山道 三浦流」を極めるべく、今日もまた歩き続けています。
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